業務内容
【概要】
自動運転において、認知・判断のみならず運転操作の自動化も必要な技術開発になります。乗って快適な自動運転を目指し、車両挙動・特性の把握、最適な操作量算出など車両運動制御を軸に自動運転システムを開発しています。スクラムによる内製ソフト開発、サプライヤとの連携、実車評価など様々なスタイルでの開発者もしくはプロジェクトリーダをお任せいたします。
【詳細】
・車両運動制御システムアーキテクチャ、アルゴリズム設計
・車両運動制御ソフトウェア POC実装、評価 (開発ツール開発も含む)
・自動運転システムアーキテクチャ設計、目標性能設計、要求割り付け設計への参画
・次世代モビリティの車両企画、設計、評価
応募資格
<MUST>
下記、AまたはBに当てはまる方で、
情熱をもって自動運転を実現したいという意欲のある方
【A】 メカトロ制御アルゴリズムの開発経験を有する方(自動車以外も歓迎:経験2~3年程度。大学での経験含む)
【B】 ソフトウェア開発スキルを有する方、もしくは自動運転、予防安全機能などのシステム設計経験を有する方(必要レベル目安:経験2~3年程度。大学での経験含む)
<WANT>
・カメラなどによる周辺認識アルゴリズムに関する設計経験
・制御システムの設計・開発経験(機械系でなくても可)
・システムズエンジニアリングの実践経験
・数理最適化によるアルゴリズムの設計経験
・モデル予測制御の設計経験
待遇等
予定年収 4,380,000円~6,360,000円
※給与は経験・能力を考慮の上決定します。
※その他については「応募要項」をご確認ください。
職場イメージ・職場ミッション
【イメージ】
年齢や職位を問わず技術に対して真摯にフラットに議論し、一体となって新しい技術を生み出していく風土があります。
Youtube 【自動運転の未来を担う TOYOTAのシャシー開発部とは】
【ミッション】
車両運動制御技術を基盤にAIをはじめとする最新技術と融合させ、お客様の期待を超える新しい技術や付加価値を創出、自動運転やe-Palette等の次世代モビリティとして製品化することで、誰もが安全に安心して快適に移動できる新しい社会、未来に貢献することを目指しています。
当該業務では、業務上、米国の輸出規制強化に関する情報を扱うため、個人ごとに情報へのアクセス権を管理するなど、情報管理の徹底を図っています。
やりがい・PR
<やりがい>
100年に一度の変革期と呼ばれ、GAFAやStartUp企業の参入など競争環境が激化、エンジニアとしてこの世界を生き抜くためには大変な努力が必要な時代ですが、社会の有り様や人々のライフスタイルをも変化させうる次世代モビリティを実現するプロセスに関わっている事に大きなやりがいがあります。
また、AIなどの最新技術から車両固有の基盤技術まで幅広い技術を組み合わせた開発は、誰も正解を知らず、これまでやり遂げた人もいないため、その意味でも技術的チャレンジがあります。
また、TRIを含む様々な海外事業体、大学、企業と連携してグローバルに研究開発できる環境が整っていること、自動運転を実現する上で必須となる機能開発チームが社内に揃っており、要素技術開発から実験車での走行試験、製品化開発まで一気通貫で俯瞰でき、関わることができることもトヨタで自動運転開発を行う上での大きな魅力です。
本業務では自ら開発した制御を乗せた自動運転や高度運転システム搭載車を社内外でテスト出来、そのテストに参画し乗って感じる事で、自らその性能差を感じられる事や自動運転や次世代の高度運転支援システム作りに参画しているという実感を得られることが大きなやりがいになります。
<PR>
次世代モビリティを支える車両運動制御技術の開発には、多種多様な企業が参入していますが、それらを単に「認識機能や最適判断機能など個別の要素機能」として開発するのではなく、完成車メーカーとしてシステム全体を俯瞰しモビリティ制御システムとして構築することができる事、また次世代モビリティにとって必要不可欠である極めて高品質なモノづくりができる事が強みです。
また、自動運転を実現するのに必要な要素機能を社内で開発しており、それぞれの特性を十分に理解した上でシステム全体を構築できる事も強みです。
在宅勤務
職場上司承認のもと在宅勤務可。在宅率は人によりばらつきあるがほぼ全員利用。
ただし車両評価など出社必要な場合あり。
採用の背景
クルマメーカーからモビリティメーカーへ変化することを目指していく中で、AI等の最新技術も活用し革新的な車両運動制御技術を産み出すことや、認識・判断・制御までを1つのパッケージとし、モビリティ制御システムとして構築・製品化を牽引できる人材が必要なため、キャリア入社者には、技術力で開発チームに貢献するのは勿論のこと、これまでの経験を活かし、開発チームに新しい知見や価値観をもたらすことを期待します。