業務内容
【概要】
カーボンニュートラルの実現に向けて、電池が重要なキーデバイスとなっています。その中で電池制御では、
安心安全・高品質を前提に、各種モビリティやエネルギーインフラに最適な制御仕様の開発を行っています。
開発の範囲は、制御システム設計から車両評価まで含み、幅広いです。更にコネクティッドと連携したデータ
活用や、スマホアプリとの連携といった新しい分野にも取り組んでいます。
【詳細】
BEV、HEV、PHEV、FCEVの量産車や、月面車、定置電池向けの電池制御システム開発
・車両およびパワートレーンシステム企画に基づく電池制御システム設計
・制御仕様開発
・ソフトウェア開発 (制御MBDやハンドコード)
・制御システム評価
・車両評価 (シャシダイ評価やテストコース評価(寒冷地評価も含む))
・上記で用いるMILS/HILSなどのシミュレーションツールの開発
応募資格
【必須要件】
下記の いずれかの実務経験をお持ちの方
・駆動バッテリ、補機バッテリの制御開発
・エンジン、モータ、インバータ、駆動ユニットの制御開発
【歓迎要件】
下記のいずれかの実務経験をお持ちの方
・MATLAB/Simulinkによる検討、開発
・C言語による組み込みソフトウェア開発
・MBDツールの開発や、シミュレーションによる解析
・ソフトウェアシステムズエンジニアリングによる開発
・OBD等の電池制御に関わる法規対応
・電池に関わる機能安全対応
待遇等
予定年収 5,610,000円~14,790,000円
※給与は経験・能力を考慮の上決定します。
※その他については「募集要項」をご確認ください。
職場イメージ・職場ミッション
【イメージ】
20~30代の若い技術者やキャリア入社された方が多く、活発な雰囲気があります。
職場には電池制御のベテランに加えて、エンジン制御の経験者も多く、様々なバックグラウンドを
持ったメンバーが知識と経験を持ち寄って切磋琢磨しています。
【ミッション】
電池はモビリティの電動化を進めるうえでのコア技術であり、
全世界で激しい開発競争が行われている領域です。
当部は電池セル~組電池ユニット~制御システムの製品開発と
電池ユニットの生産技術開発・量産準備を一貫して担当しており、
トヨタ内でも重点強化領域と位置付けられています。
やりがい・PR
【やりがい】
安心安全・高品質を前提に、高性能な電池制御を開発することに難しさや面白さを感じます。
目標性能の達成に向けて関わる範囲が広いため、電池だけに留まらず、車両制御や電動
パワートレーンの関連部品を見渡せるエンジニアに成長することができます。
【PR】
電池制御の開発業務は、電池セル、電池監視部品(センサーやECU)、車両制御、車両企画といった
様々な部署との連携が重要で、これらをワンチームで行えることが強みです。特に電池セルは、
国内や海外の最新電池の課題や特性を、セル設計部署からタイムリーに確認できます。
また、近年、IT・ソフト系企業等の新規参入企業も加わり、自動車開発における競争が激化しています。
その中で、完成車メーカーとしてこれまでに蓄積したデータと知見、及び、生産・販売を含めた
膨大なインフラは今後の新しい自動車開発においても優位であり、各国のお客様のニーズ、
使われ方を考慮した開発ができる環境にあります。この強みを活かして 次世代技術の開発に
チャレンジし、量産開発を実行していきます。
在宅勤務
在宅勤務可能な制度・環境は整っています。
開発や生産準備の現場に出る場合やコミュニケーションを考慮して在社とするケースも比較的多いですが、
必要性・業務効率に応じて使い分けされています。
採用の背景
BEV、HEV、PHEV等の電動車を短期間で多数開発する必要があり、量産開発と合わせて、
次世代技術の開拓や、開発のスピードアップを牽引して頂きたいです。
また、上記電動車以外の定置電池や月面車の電池制御開発も行っており、新たな領域にも
チャレンジして頂きたいです。