業務内容
<業務の概要>
人とクルマと町(インフラ)をつなぐ「デジタルコクピットシステム」はますます重要になっており、お客様へ寄り添ったUXを完成度高く、タイムリーに市場導入してくため、「デジタルコクピットシステム」の内製開発に取り組んでいます。
UXデザイナーとスクラムと組み、アジャイルで組み込みIソフトウェアを開発しながら、チームを技術的にリードする仕事です。
<業務の内容>
■車載組み込みソフトウェアアーキテクチャの設計、開発、レビュー
■チームのソフトウェアエンジニアに対するメンターシップ
■チームが開発するUIソフトウェアの品質保証 ※ソフトウェア開発の標準化やベストプラクティスの定着・改善、レビュー
■プロダクトオーナー、スクラムマスター、デザイナ、 QAエンジニア、リリースエンジニアとの連携
<ポジション例>
10人規模の組み込みソフトウェア開発チームでのテクリカルリード
■職種のご紹介はこちら
応募資格
<MUST>
■プログラミング言語(C/C++、Rust等)やマルチタスクOS(Linux、Android OS等)の特性を理解し、ソフトウェアを設計することができる
■プロトコルスタック、ソフトウェアスタックの知識を有し、ある特定のサービスやプロトコルのデータ通信を理解・定義することができる
■MVCやMVVMなどのアーキテクチャパターンを意識し、プログラムを設計・実装することができる
■オブジェクト指向(カプセル化・継承・ポリモーフィズム)を理解し、保守性・再利用性の高いプログラムを設計・実装することができる
■ソフトウェアの障害(バグ)が発生した際、デバッガやログ出力機能を使って問題の箇所を特定し、対策を考えることができる
■静的解析ツール(CoverityやC++Test等)を用いて検出されたソフトウェアの問題を適切に対応することができる
■ユニットテストのテスト要件を満たすテストコードを設計実装し、ある特定のツール(GoogleTestやC++Test、gMock等)を用いてテストを実施することができる
■要求分析・要件定義の内容により、アーキテクトや他のアプリケーションエンジニア、プラットフォームエンジニア、UIエンジニアと一緒になり、ソフトウェアの構成とアルゴリズムに関する仕様をリード、システム設計書に記載すべき内容を決めることができる
■ある特定の分野において最新技術動向をキャッチアップし、技術を選定した上でプロジェクトに適用することができる
■プロジェクトの設計開発指針やソフトウェア開発の規模から、必要な開発コストを見積もることができる
■HWリソース(CPU、メモリ等)を理解したアプリケーションの検討・開発ができ、問題が発生したときに施策を打てる。
■パフォーマンスを意識したコーディング(適切なアルゴリズムの採用含む)やパフォーマンスチューニングができる
■他社ソフト(OSS, SDK等)を適切に選定し、使用することができる
<WANT>
■製品に合わせたフレームワークをスクラッチから提案・開発することができる(例 フレームワークの改変をAGLに提案など)
■OSSコミュニティにおいてリーダーシップを発揮したり、OSSにコントリビュートをすることができる
■世の中のアプリケーションエンジニアに対してビジョンを示し、開発戦略を具体的に策定することができる
■業界知識を活用し、社外へのアドバイスや業界セミナーなどで講演できる
待遇等
予定年収 7,800,000円~15,700,000円
※給与は経験・能力を考慮の上決定します。
※上記に諸手当は含みません。
※その他については「募集要項」をご確認ください。
やりがい・PR
■やりがい
トヨタの中でも直接、お客様にサービスを提供できる数少ない部門であり、責任もあるが、成果が即サービス化されるやりがいを得られる仕事です。
また付き合っている関係会社もITベンダー、コンテンツ提供会社、電子部品メーカーと多岐に渡り、常に最新の情報に触れることができます。
■PR
今後数年の間に、自動車産業に大変革期をもたらすといわれるキーワード「CASE」。
このCASEの「C」を意味する「Connected:コネクティッド」化により、これからのクルマは、「あらゆるサービスとつながり社会システムの一部になる」と言われる中、
トヨタは現在グローバルにクルマのコネクティッド化を加速させています。またモビリティーカンパニーへのモデルチェンジに向け、ソフトウェアファーストでのサービス/モノづくりへのモデルチェンジも積極的にスピード感を持って進めています。
我々のチームはその先頭に立って、In Car/Out CarやコックピットのExperienceのデザイン・開発をUXからソフトディプロイまで一貫して内製で行っていきます。
クルマの中のExperienceには安心安全が求められる一方、お客様はスマートフォンで経験した利便性との両立を期待されています。その期待に応えられるようにGUIだけでなく、音声や車両センサー情報を用いたシーン理解等を活用し、より良いUXを提供していきます。
在宅勤務
入社後しばらくはチームビルドのため出社いただきますが、チームビルド後は在宅勤務も可能です。
採用の背景
UXファースト、ソフトウェアファーストで内製開発をする新組織立ち上げのため、従来のトヨタ内になかった領域の専門性を持ち、実務開発経験のある人材が必要となっています。