業務内容
【概要】
自動運転やコネクティッド技術の普及に伴い、お客様に安全・安心なクルマを提供するために、自動車のサイバーセキュリティへの要求が益々高くなっています。今後のIoT(Internet of Things)時代を見据え、技術の深掘り、専門性の拡大、学び続ける意欲を持った方々にとって、力の発揮と成長のチャンスに溢れている仕事です。
【詳細】
◇車載ネットワークや車載制御システムにおける脅威分析
◇脅威分析結果から対策技術の検討
◇コネクティッドセンターと車との連携を含めた車載セキュリティアーキテクチャの企画
◇車載セキュリティシステム(要求仕様)の企画・開発
◇車載セキュリティ要素技術の研究・開発
◇車載ネットワーク・部品に対するセキュリティ評価(攻撃含む)
◇SOC(Security Operation Center)・SIRT(Security Incident Response Team)の企画、運用
応募資格
<MUST>
【下記いずれかの経験・知識がある方】
◇情報セキュリティの基礎知識(暗号、鍵・認証アルゴリズム、
コモンクライテリア等)を有し、組込み機器等への適用・設計経験
◇IT系システム等のセキュリティ開発・設計経験
◇各種システムの情報セキュリティアセスメント、脆弱性評価経験
<WANT>
◇セキュリティ プロフェッショナル認定資格(CISSP)
◇情報処理安全確保支援の資格
◇公認情報セキュリティマネージャ(CISM) の資格
◇シスコ技術者認定(CCIE Security)
◇車載ネットワーク・通信プロトコルの知識
待遇等
予定年収 5,610,000円~14,790,000円
※給与は経験・能力を考慮の上決定します。
※その他については「応募要項」をご確認ください。
職場イメージ・職場ミッション
キャリア採用の方も多く、自動車に詳しくなくても大丈夫です。車載情報セキュリティの企画、要件開発、プロセス構築・運用まで、幅広く保有技術を生かすことができる職場です。
やりがい・PR
・自動車業界としては、2010年代前半からDEFCON等の場での自動車ハッキング報告に始まり、2015年のFCAの遠隔ハッキングでは140万台のリコールが必要となりました。また、2022年から日欧韓において、新型車に対する法規制が始まります。これにより、自動車への情報セキュリティ導入は急速に進むことになってきました。
・トヨタは、コネクティッドカー、自動運転等の先進技術の導入で世界トップクラスであり、お客様に安全・安心なクルマ、サービスをいち早くお届けしています。これら新機能を実現する上では、情報セキュリティの担保が非常に重要です。トヨタは業界内でも一早く情報セキュリティに取組み、技術開発・導入を進めています。
・また、情報セキュリティ技術は多分に協調領域を含んでいるとトヨタは考えており、自社で開発した技術の標準化をJASPAR等の場で先導して推進。国際標準化の場においてもISO、AUTOSAR等に積極的に参加、各活動をリードしています。
・キャリア採用の方も多く、それぞれのバックグラウンドを活用できると同時に、自身のキャリアを生かした成果が自動車に載る製品となり、お客様に直接使っていただけることにやりがいを感じることができます。また、国内外の自動車メーカー・部品メーカーと頻繁に議論を行うため、グローバルな技術開発を行っている実感があります。
在宅勤務
在宅勤務可能です。
現状は3日/週程度在宅勤務している人が大半です。
部品や車を使った開発・評価業務を実施する際は在社しています。
採用の背景
【採用背景】
人・クルマ・町がつながるスマートモビリティ社会の実現にあたり、サイバーセキュリティ必須であり、他業界での技術・知見を入れながら、車として最適なセキュリティの導入が必要であり、これを推進できる人材を強化したい
【期待すること】
・セキュリティの知見を元に車両、車載システム、ECU等の部品に最適な企画、対策の提案、実現をしていただきたいです。
・リーダーとしてメンバーや関係部署と技術論を交わし、技術開発を推進していただきたいです。
・他社との議論や交渉を行い、自動車業界のオピニオンリーダーとして、業界の相場観創出や標準化を推進していただきたいです。