業務内容
<業務の概要>
人とクルマと町(インフラ)をつなぐ「デジタルコクピットシステム」はますます重要になっており、お客様へ寄り添ったUXを完成度高く、タイムリーに市場導入していくため、「デジタルコクピットシステム」の内製開発に取り組んでいます。
スクラムチームが継続的に開発し、ターゲットハードウェアにデプロイすることを支援する仕事です。
<業務の詳細>
■エンジニアリングワークフローをサポートするためのソフトウェアサービス、スクリプト、ツール、プラグインの開発とメンテナンス
■エンジニアがコードに対するフィードバックに容易にアクションを取ることができるCIパイプラインの開発、改善
■ビルドシステムのビルドタイムの短縮とユーザビリティの改善
■開発チームが開発しやすいようにするためにプロアクティブにチームを支援
■開発システム、サーバのアドミニストレーション
<ポジション例>
5人規模のCI/CD環境開発チームのシニアエンジニア
■職種のご紹介はこちら
応募資格
<MUST>
■ビルド/テスト/リリース/デプロイの作業をスクリプトで自動化できる
■CI/CDツールを活用し、インフラ/開発ツール/アプリを統合させたPipelineを構築、導入できる
■CI/CD、DevOpsに関する新規技術(プラクティス等)、新規ツール(静的解析/動的解析/セキュリティ等)の調査、検討、Pipelineへの組み込みができる
■Pipelineの状況(リードタイム/頻度/成功率、テスト成功率、カバレッジ/メトリクス等)を管理し、問題対処、改善要望対応ができる
■Pipelineの運用指標(SLI)と目標値(SLO)を策定し、適切なツールを用いてPipeline状況を管理、監視ができる
■Pipelineの周辺領域(インフラ/開発ツール/アプリ)も含めて、問題対処、改善要望対応ができる
■Pipelineで検出される問題を、ステークホルダーを巻き込んで、未然防止する仕組み(プロセス構築、自動化等)を作れる
■テスト自動化の費用対効果を評価し、それに基づいて継続的な自動テストのスコープ、手法、戦略を組み立てられる
■開発技術/インフラに合わせたツール/言語で自動テストを実装できる
■開発者と連携し、自動テストを行う仕組みをPipelineに組み込み、継続的な自動テストを運用できる
■自動テストに関する新規技術(プラクティス等)、新規ツール(テスト管理/品質管理等)の調査、検討、導入ができる
■必要に応じて既存のツールの改変ができる(例えばOSSのツールなど)
■DevOps(Devの継続的デプロイに加え、Opsのフィードバックも活用し、改善し続けられる体制や仕組み)を実現できる
■DevOpsのサイクルを、ステークホルダーを巻き込んで、技術面/組織面の両面から改善できる
■プロジェクト全体における、テスト自動化戦略の立案、推進ができる
<WANT>
■製品に合わせたフレームワークをスクラッチから提案・開発することができる(例 フレームワークの改変をAGLに提案など)
■OSSコミュニティにおいてリーダーシップを発揮したり、OSSにコントリビュートをすることができる
■世の中のCI/CD,SETエンジニアに対してビジョンを示し、開発戦略を具体的に策定することができる
■業界知識を活用し、社外へのアドバイスや業界セミナーなどで講演できる。
待遇等
予定年収 7,800,000円~15,700,000円
※給与は経験・能力を考慮の上決定します。
※上記に諸手当は含みません。
※その他については「募集要項」をご確認ください。
やりがい・PR
■やりがい
トヨタの中でも直接、お客様にサービスを提供できる数少ない部門であり、責任もあるが、成果が即サービス化されるやりがいを得られる仕事です。
また付き合っている関係会社もITベンダー、コンテンツ提供会社、電子部品メーカーと多岐に渡り、常に最新の情報に触れることができます。
■PR
今後数年の間に、自動車産業に大変革期をもたらすといわれるキーワード「CASE」。
このCASEの「C」を意味する「Connected:コネクティッド」化により、これからのクルマは、「あらゆるサービスとつながり社会システムの一部になる」と言われる中、トヨタは現在グローバルにクルマのコネクティッド化を加速させています。
またモビリティーカンパニーへのモデルチェンジに向け、ソフトウェアファーストでのサービス/モノづくりへのモデルチェンジも積極的にスピード感を持って進めています。
我々のチームはその先頭に立って、In Car/Out CarやコックピットのExperienceのデザイン・開発をUXからソフトディプロイまで一貫して内製で行っていきます。
クルマの中のExperienceには安心安全が求められる一方、お客様はスマートフォンで経験した利便性との両立を期待されています。その期待に応えられるようにGUIだけでなく、音声や車両センサー情報を用いたシーン理解等を活用し、より良いUXを提供していきます。
在宅勤務
入社後しばらくはチームビルドのため出社いただきますが、チームビルド後は在宅勤務も可能です。
採用の背景
UXファースト、ソフトウェアファーストで内製開発をする新組織立ち上げのため、従来のトヨタ内になかった領域の専門性を持ち、実務開発経験のある人材が必要となっています。