業務内容
■業務の背景
次世代モビリティサービスやスマートシティを実現するためには、効率よくサービスを
開発しフィードバックをスピーディに反映可能なプラットフォームが必要です。
また、モビリティやスマートシティには無数のコンピュータとそれらにつながるカメラ、
センサがあり、またクラウドともつながり、コンピュータシステムとしてはとても
複雑です。これらを透過的に扱えるシステムが存在しなければ、サービス・
アプリケーションの開発は困難を極めます。そこで、この複雑なシステムを
ターゲットにしたプラットフォームを開発して提供することで、価値あるサービス・
アプリケーションをを効率よく開発・実現し、エコシステムを形成できるようにします。
■業務の概要
モビリティ・スマートシティ向け分散リアルタイムシステムの研究開発を行います。
クラウドデータセンターからIoT・車載の組み込みシステムまでのEnd-To-Endが
ターゲットとなります。内製・アジャイルにて技術サーベイ・要件・仕様・設計・
実装・テストといった開発作業を行います。
応募資格
<MUST>
■POSIX APIを使用したC/C++言語での3年以上のソフトウェアプロダクト開発経験
■ネットワーク技術に関する実務・プログラム経験
■コンピュータサイエンスまたは関連分野の学士号
■英語でのコミュニケーション能力(読み書き)
<WANT>
■暗号化や署名などの基本的なセキュリティ知識
■アジャイル/スクラム環境での開発経験
■CI/CDの実務経験
■組込みシステムの開発経験(ベアメタル、ブートローダ、OSカーネル)
■OTAソフトウェアアップデートの開発経験
■テスト自動化の設計・開発経験
■ソフトウェア開発環境・ツールの開発経験(VSCode等のプラグイン)
■パブリッククラウド(AWS、GCP、Azureなど)で大規模アプリケーションを
構築・運用した経験
■セーフティクリティカルなソフトウェア設計(ISO26262)
<選考ステップ補足>
書類選考合格の方にはテクニカルチャレンジ及びコーディング面接受験を
お願いさせて頂きます。
待遇等
予定年収 4,380,000円~14,790,000円
※給与は経験・能力を考慮の上決定します。
※その他については「募集要項」をご確認ください。
職場イメージ・職場ミッション
■配属先部署情報
キャリア入社社員を中心に立ち上がったばかりの開発チームです。トヨタの内製開発を
リードするべく、知見を持ち合いながら妥協することなく日々業務を遂行しています。
■配属先部署のミッションと今後の方向性
お客様に最高のUX (User Experience) を提供するため、コネクティッドカーと、
それを支えるクラウド基盤におけるEnd-to-Endでの技術開発を担っています。
国内企画部署や海外事業体と連携しながら、サービスの実現に必要な要件を、次世代の
車両やクラウド基盤の企画に取り込んでいます。また、企画・開発のみならず、
システムの安定的な運用や、サービスを提供しながらの機能拡張の実現を目指しています。
TMCにおいては内製開発をリードすることを期待されており、プロジェクトを遂行しながら
その働き方自体をTMC内に広めていくミッションを持っています。
■職場イメージ
https://www.toyota-tokyo.tech/
■社員インタビュー
よりよい世界の実現に向けて──根っからのシステムアーキテクトが挑むトヨタの内製化
やりがい・PR
■やりがい
トヨタ自動車が保有する様々な車両データ(CANデータ、位置情報データ、
リモートダイアグデータ、車載カメラ画像データ等)を活用し、サービスを通じて
新しい価値を生むためのデータフローを効率的に処理するためのアーキテクチャ設計から
実装まで、理想を追求しながら研究開発・本番適用への検証を自らの手で行うことが
できます。
■PR
コネクティッドカー・自動運転領域は、自動車業界のみならず、テック系企業の
参入により競争が激化していますが、トヨタは、コネクティッドカーの展開では
優位性があると言えます。
私たちは、その展開を支えるICT基盤の研究・開発を牽引する立場にあり、
研究・開発を推進するための環境を整えています。例えば、研究機材や、
実機検証の環境(サーバー、ネットワーク、車両等)は、将来を見据え、
大規模なデータの扱いや、先端技術の評価ができる内容・規模になっています。
世界をリードするIT関連ベンダーや、日本屈指のICT事業者、OSS等の
コミュニティと連携した研究開発体制を構築し、関係を進化させ続けています。
在宅勤務
在宅勤務が可能な職種です。
在宅勤務とオフィス勤務を柔軟に組み合わせた
生産性重視の働き方を取り入れています。
採用の背景
ソフトウェア開発エンジニア・アーキテクトとして内製開発のスピードを上げ、
従来のハードウェア中心の設計思考からの脱却をけん引していただきたい。